「王様の仕立て屋」21年の歴史に幕、シリーズ完結の「下町テーラー」19巻発売

「王様の仕立て屋~下町テーラー~」最終19巻

大河原遁「王様の仕立て屋」の第4部「王様の仕立て屋~下町テーラー~」の最終19巻が、本日8月19日に発売された。

「王様の仕立て屋」はイタリア・ナポリで修行を積んだ凄腕仕立て職人の織部悠を主人公にした服飾マンガ。第1部「サルト・フィニート」が2003年にスーパージャンプ(集英社)でスタートし、その後第2部「サルトリア・ナポレターナ」、第3部「フィオリ・ディ・ジラソーレ」が発表されてきた。2018年からグランドジャンプ(集英社)で連載された「下町テーラー」では、日本へと帰国した悠が東京の下町・谷中で日本人を相手にスーツを仕立てる姿を描いている。

シリーズ通算71巻目となる「下町テーラー」19巻のカバーには大河原も登場しており、巻末には完結を記念したインタビューも収録された。インタビューはオーダースーツを手がける麻布テーラーの公式サイトにも掲載。なお「王様の仕立て屋」シリーズは「下町テーラー」で完結することがアナウンスされている。